昨日6/9は、
JEPAの定例会へ参加してきました。
今回は
イースト株式会社:藤原さんによる「米国デジタルブック2010報告」と、新会員社紹介というプログラムでした。
藤原さんの報告は、ニューヨークで開催された電子書籍コンファレンスについてでした。
興味深かったのは、LibraDigitalという電子書籍サービスを行っている会社が、電子書籍のサンプル版をインターネットで提供したところ、読んだ人の3分の1が購入したそうで、驚きました。
サンプル版から3分の1も購入につながったのは凄いなと思います。
電子書籍は普及してきているのだろうなという感じがしました。
また、様々な企業が電子書籍端末を出していて、盛り上がっているなという印象を受けました。
Kobo,Inc.という企業は安価で電子書籍端末を販売しているそうで(149ドル)、このぐらいの値段なら手を出しやすいので買ってみようという気になるかもしれませんね。
ePub形式の電子書籍が簡単に作れるツールなどもあるそうです。
日本ももっと電子化の波に乗っかっていかないとですね。
藤原さんの報告の後は、JEPA新会員社の紹介がありました。
今回の新会員社は18社でした。
私が参加した定例会で、今までこんなに多くの新会員社が紹介されたことは無かったです。
それだけ、多くの企業が電子書籍化の波に乗ろうと考えているということでしょうか。
今年は電子書籍元年とも言われています。
今後どうなっていくのか、楽しみです。
スポンサーサイト
5/26、
JEPAのセミナーがありました。
「
情報システムにおける日本語処理」というテーマで、講師は
マイクロソフトイノベーションセンターの田丸健三郎氏でした。
文字コードの基礎知識や、マイクロソフトとUnicodeの歴史、符号化文字集合、文字符号化方式、IVSとIVDなど、
盛りだくさんの内容でした。
出版においては、デジタル化は大きな問題で、著者が記した文字とパソコン上で表示する文字や印刷された文字は同じ文字なのが期待されるが、著者の意図が表現できない場合もあるかもしれないとのことでした。
また、見た目は同じように見えても、微妙に違っていたりする場合もあるので、難しい部分があるんだなという感想をもちました。
聴いていて恥ずかしながら、ちんぷんかんぷんな部分が多かったので、勉強せねばなぁと思いました。
今日は、品川インターシティホールにて行われた、
ADOBE CS5デザインセミナーに行ってきました。
セミナーは、
1部:「日経BP社のクロスメディアイノベーション」~新しいビジネスモデルの構築と課題~
2部:ADOBE CREATIVE SUITE5 Design Premiumの紹介
の2部構成でした。
1部は
日経BP社 デジタル事業部長の中島久弥氏と制作室長の松平悠公子氏が、日経BP社の事業内容やデジタル化への取り組みなどについて話してくださいました。
2部はADOBE CS5の新機能の紹介でした。
Photoshop、Illustrator、InDesign、Flash Catalystの新機能のデモンストレーションがあり、どれもかなり便利な機能が搭載されていました。
苦労していた作業も、あっという間にできてしまうので作業時間がかなり短縮されるのでは?という印象です。
会場で体験版を貰うことができたので試してみたいと思います!
4/21、
JEPAの定例会があったので参加してきました。
今回の定例会セミナーは、「iPhone鼎談・売れるアプリの作り方」という興味深いテーマで、講師は、
物書堂代表取締役社長:廣瀬則仁氏、
小学館ネット戦略室:山本春秋氏、イースト代表取締役社長:下川和男氏でした。
最初に物書堂、小学館のプレゼンがあり、その後に鼎談という形でした。
物書堂は辞書系アプリをいくつか出していて、大辞林のアプリは2009年度グッドデザイン賞を受賞しています。
少々高めの価格設定ですが、かなりの数がダウンロードされています。
私はダウンロードしていませんが、見た感じデザインに優れていて操作性も良さそうな印象です。
フォントにもこだわりがあるそうで、アプリによって違うフォントを使うなど、見やすさを重視しているよう。
良いものだから、iPhoneアプリにしては高い値段だけど、ユーザーは購入するのでしょうね。
小学館がアプリを出していたのは知りませんでした。
多くのアプリをリリースしていて、大辞泉や、食材ハンドブック、図鑑、ドラえもんの漫画の英語版なんていうのもあるそうです。
廣瀬氏が、「レビューのチェックが大切」とおっしゃっていました。
厳しい意見なども氷山の一角で、わざわざ意見してくれているユーザーの声を取り入れ、不具合を改善することがダウンロード数アップの秘訣なのかなと思いました。
また、iPhoneアプリ市場は「ユーザーが主導権を握っている厳しい世界」とのことです。
「アプリ開発こそ次なる出版のかたち」だと山本氏はおっしゃっていましたが、
今後、アプリをリリースする出版社も増えてきそうですね。
なかなか興味深い内容のセミナーでした。
昨日、
JEPAの定例会があり、
津田大介氏の講演があったので聴きに行ってきました。
テーマは「Twitterが切り開く電子出版の可能性」
内容はTwitterの現状や特性、Twitterのビジネスへの影響、最後に本題のTwitterが切り開く電子出版の可能性についてでした。
興味深かったのが、Twitterのビジネスへの影響について。
企業がTwitterを使う目的については、
・情報発信、PR
・ユーザーサポート
・ブランディング
これらが上手く行うことができている例として、加ト吉、SUBWAY、すき家など。
企業のTwitter利用は以下の4パターンがある。
①直接型(企業のアカウントを作る)
②間接型(個人がアカウントを作り、所属をあかしてつぶやく)
③内部型(ブレストなど守秘義務がないものはTwitter上で社員同士でやりとりする)
④情報収集型(マーケティングリサーチの一環として)
内部型など社員同士でオープンなやりとりをする、というのは面白いかもしれません。
最後にTwitterが切り開く電子出版の可能性
・Twitterを電子書籍のプロモーションとして使用する。
・電子出版そのものにソーシャルメディア連携機能を入れる
・出版社が公式Twitterアカウントで情報発信のハブとなり、リアルイベントなど既存のマネタイズ手段と組み合わせる。
・オンデマンドTwitter出版
Twitterをプロモーションとして使用し、多くの人がReTweetしていけば良い宣伝になると思いました。
今回の講演を聴いて感じたのが、Twitterは大きな可能性を秘めているということ。
様々な用途に使用できるし、上手く使えば多くの人に情報を伝えることができるんじゃないかと思いました。
今回のセミナーのTwitterでのタイムラインは
こちら
Top - Next Page »